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MR(医薬担当情報者)から世界史の先生に

MR(医薬担当情報者)という職業をご存知ですか?ドクターや薬剤師の方に、お薬の情報や業界動向をご紹介する医薬品メーカーなどの営業職です。私の前職がまさにこのMR。教育業界とはあまりにも畑違いすぎて、面接でも「なんで湘ゼミに!?」と驚かれたくらいです(笑)。ただ、MRになるずっと前、中学・高校時代の私の夢は“世界史の先生”だったんです。
歴史の面白さに目覚めさせてくれたのは、中学生の頃、塾で出会った社会科の先生でした。さらに、高校時代の世界史の先生もまた素晴らしい方で。生徒を巻き込む授業スタイルに、「いつかは自分も楽しく世界史を教える存在になりたい」と憧れるようになったんです。

”先生”の偉大さと”言葉にして届ける”難しさを知る。

MRとして丸3年間働くうちに、その夢がどんどん大きくなって、本気でやるなら若いうちにチャレンジしようと。それも生徒を大事にできる環境で経験を積みたいと思っていたので、湘ゼミの教室見学をさせてもらった時は、「探していたのはここだ!」と確信しました(笑)。
今は小中部コースで、小中学生向けの国語・社会の講師をしています。教える側になって分かったのは、「僕の先生はハイレベルなことをやっていたんだな」ということ。大学受験でも歴史は “一番の武器”で、知識は十分あります。でも、その知識を言語化して生徒に届けようとすると、一気に難しくなる。それに1クラス20名ほどの子どもたちの中には、当然理解度にバラつきがあります。すると飛ばし過ぎず、簡略化しすぎず、全員にちょうどいいバランスを考えなくちゃいけません。

営業として培ったスタイルは、授業に活かせる

それでも、クヨクヨしてはいられないです。子どもってすごく敏感で、私が落ち込んでいると、「先生、元気ないね」と励まそうとしてくれるんですよね。するとこっちも、心配かけてる場合じゃない、頑張って壁を超えてやろう!って気持ちになります。一方で、子どもたちは成績が上がると、すっごく素直に喜んでくれる。保護者様にも感謝の言葉をいただきますし、仕事の成果とか自分の成長がそうしたダイレクトな反応で返ってくるのは、営業時代には無かった充実感です。
ちなみに、全くの異業界と言っても、実はMR時代の経験が活かせる部分もあります。例えば、十人十色のドクターの個性や要望、忙しさなどを考慮して、「今自分にできることは何か」と考えて臨機応変にアクションを取ってきたこと。湘ゼミのQE授業も常に子どもたちの性格や反応を考慮して授業を組み立てていくスタイルですから、柔軟な対応力は十分役に立っています。

充実した研修体制だから、安心して上を目指してます

それ以外のスキルも、毎週1回“道場”と呼ばれる研修があるので、未経験からでもちゃんとステップアップできるんですよね。先輩講師の模擬授業を見学して、それを参考に先輩相手にロールプレイングを行い、フィードバックを受ける。その繰り返しで基礎を身に付けていくんです。
どんどん能力を磨いて、目標はトップクラスの講師だけが担当する、「大学受験向けの世界史授業」を任されること。正直言えば、年収ベースなどはMR時代の方が上でしたが、勤務時間はグッと短くなりました。何より“好き”を仕事にできたから、モチベーションも上がりっぱなしです!

STAFF MESSAGE
応募者のみなさまへ伝えたいこと

“好き”を“仕事”にする場所、
“湘ゼミ”。

小中部
清野 和也

趣味:プロ野球観戦(カープファン)/映画鑑賞
座右の銘/好きな言葉:「一期一会」
前職:新卒では社会的責任の高い仕事を模索し、医療業界の営業(MR)に就職。しかし、学生時代からの「いつか歴史の先生になりたい!」という夢を諦めきれず、2015年湘南ゼミナールへの転職を果たす。

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